にしてつ社会貢献月間

西鉄グループでは、毎年、創立記念月である9月を『にしてつ社会貢献月間』とし、グループ全体で社会貢献活動を推進しております。居心地よい幸福感あふれる社会を目指して、各社・各部署にて様々な活動が行われました。2023年度は、47社の延べ1,461人が参加し、バスの日イベントやにしてつキッズしごと体験スクール、陸上部によるかけっこ教室、古本等の募集・寄付、美化・緑化活動、献血、食糧支援などを実施しました。西鉄グループは、今後も社会貢献活動を継続してまいります。

“にしてつ社会貢献月間”の期間中、にしてつグループ37社の1,127名で清掃・緑化活動を実施しました。お客さまや地域の皆さまのために少しでもきれいな”まち”にしたいという想いのもと、各事業所の周辺を始めとし、駅・バス停周辺、公園、海岸などの清掃を実施しました。

西日本鉄道 広報・CS推進部は、福岡大名ガーデンシティ・パークにて、西鉄陸上部と共同で『かけっこ教室』を開催いたしました。本イベントは、子どもたちにスポーツの魅力や楽しさを伝える『にしてつキッズスポーツ教室』の一環として開催され、35名の小学生に参加いただきました。選手たちは、速く走るためのコツやトレーニング方法をアドバイスしたほか、子どもたちと一緒にリレーやかけっこ勝負で汗を流し、走る楽しさを伝えました。天気にも恵まれ、笑顔と元気のあふれるかけっこ教室となりました。

西日本鉄道 広報・CS推進部は、小学生の子どもたちを対象とした『にしてつキッズしごと体験スクール』を開催いたしました。本年度は、134名の子どもたちが参加し、43のクラスに分かれ、バス運転士や広告クリエイターなど、にしてつグループの様々な仕事を体験いただきました。普段見ることができない仕事の裏側を見学したり、憧れの仕事に挑戦できたりと、大変ご好評いただきました。

西鉄バス二日市と西日本鉄道 自動車事業本部は、ミリカローデン那珂川にて、那珂川市と共同で『バスの日イベント』を開催いたしました。また、日田バスも、ＪＲ日田駅南広場などにて、日田市と共同で『バスの日イベント』を開催いたしました。バスとの記念撮影やバスとの綱引き、ドライブシミュレータ体験、バスグッズの販売などを実施しました。どちらのイベントも多くの方にご来場いただき、大盛況となりました。

百道浜自動車営業所と西鉄グリーン土木は、大濠公園にて、小学生の子どもたちを対象としたバスの乗り方教室を開催いたしました。20名の小学生が参加し、実際の路線バスを用いてバスの乗車を体験したほか、運転席からの死角体験や車いすの乗降体験などを行いました。楽しみながら西鉄の安全・安心について体験しつつ、バスへの関心も深まるバスの乗り方教室となりました。

NNR台湾社（NNR GLOBAL LOGISTICS TAIWAN INC）は、昨年に引き続き、社会支援活動として、障がい者支援施設「Children Are Us Foundation」へ協賛し、同施設が運営する店舗より月餅（Moon Cake/中華菓子）を購入いたしました。購入した月餅は、台湾の中秋節（日本のお月見・十五夜）にお客様へ贈呈いたしました。

西鉄人事サービス、西鉄車体技術、西鉄エム・テックでは、献血を実施いたしました。西鉄本社では、博多センタービルの会議室に日本赤十字社のスタッフをお呼びして献血を実施しました。少しでも医療・社会に貢献したいという思いのもと、多くの社員が参加いたしました。

西日本鉄道 総務部では、従業員から古本、ＣＤ・ＤＶＤ、ゲーム等を募集し、ブックオフコーポレーション㈱が提供する『キモチと。』という寄付のサービスを通じ、ＮＰＯ法人の支援を行いました。今年度は、自動車および鉄道の営業所・乗務所や国際物流の複数の事業所にも展開し、本1,273冊、CD・DVD448枚、ゲーム機・ソフト等62点が集まりました。

国際物流事業本部 総合営業部 東日本GBC課・営業係は、従業員から古着等を集め、日本リユースシステム㈱が提供する『古着deワクチン』というサービスを通じ、ミャンマー、ラオスなどへポリオワクチンの寄付を行いました。古着の再利用によりサステナビリティへ貢献したい、ポリオ根絶へ貢献したいという想いのもと、従業員から服や靴、バッグなどが寄せられました。

NNR香港社は、食の支援を必要とする方を助けたい、地域社会へ貢献したいという想いのもと、従業員が食品を持ち寄り、フードバンクへ寄付を行いました。お菓子や缶詰、インスタント食品など100点以上もの食品が集まり、フードバンクを通じて貧困世帯や失業者などに届けられました。

国際物流事業本部 業務部 会計管理担当・業務支援担当とNNRメキシコ社はそれぞれ、開発途上国の子どもたちのワクチン支援、小児がんの子どもたちの支援を目的として、従業員からペットボトルのキャップを集めて寄贈をしました。従業員一人ひとりの協力により大量のペットボトルキャップが集まり、東京・メキシコそれぞれから、世界の子どもたちの支援を行いました。