アジアで最も創造的な都市「福岡」の実現

ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)

「創造交差点 meets different ideas」を開発コンセプトに掲げ、2025年春の開業を予定している「ONE FUKUOKA BLDG.」。
福岡市が進める「感染症対応シティ」の実現、産学官連携で進める「国際金融拠点」誘致に伴うハイスペックオフィス対応、また、環境に配慮し持続可能な社会の実現に寄与する、国内最高水準の大型複合ビルを目指しています。開発を通じて、福岡市「天神ビックバンプロジェクト」を大きく推進させるとともに、天神明治通り街づくり協議会が掲げる「アジアで最も創造的なビジネス街」の実現に努めていきます。

持続可能な交通ネットワークの構築

MaaS(Mobility as a Service)の取組みの推進

九州が一体となってMaaS施策を推進する「九州MaaS」へ積極的に参画し、さまざまな枠組み(官・民、企業間など)を超えたMaaSの取組みを進め、お客さまの利用シーンに合わせた濃やかでシームレスな移動サービスの持続的な提供を目指していきます。

また、2024年4月より開始した「モビリティサービス付き賃貸マンション」のサービス提供をはじめとして、今後も「モビリティ×他業種」の事業・サービス開発を進めていきます。

オンデマンドバス「のるーと」

「のるーと」はAI活用型オンデマンドバスで、お客様の配車予約を受けて人工知能(AI)がルートを計算するため、お客さまが移動したいタイミングで移動したい区間を素早く移動できる新しい公共交通サービスです。AIが利用データを蓄積することで効率的な運行ルートを学習するハード面の特徴に加え、アプリ・電話等で配車できる点やミーティングポイント(のりば)を細やかに設置できる点など、お客様が利用しやすい環境を柔軟に整備できるソフト面の特徴を有しています。現在、福岡市内では2エリア(アイランドシティ地区、壱岐南地区)で実証運行しています。

大刀洗町と連携した甘木線の沿線活性化活動

利用者数の減少が見られていた甘木線で、自治体と協働で駅周辺地域の賑わい創出を図り、利用者数の増加および地域の活性化を目指して活動しています。

<大堰駅魅力化プロジェクト>


九州産業大学および大刀洗町と共同で、「地域住民に愛され、にぎわいのある駅」をコンセプトに、学生と地域の意見を取り入れたデザインを駅にペイントしました。その他、地元の中学生が制作した四季折々の風景を展示するスペースを設け、駅の賑わいづくりも行っています。

多様な世代が共生する地域づくり

次世代コミュニティタウン「あすみ」

西鉄天神大牟田線の三国が丘駅前に、分譲マンション、シニアマンション、戸建て住宅の開発及びパーク&ライド用地の整備を行っています。車に依存しない生活が可能な開発地となっていることに加え、「つながるまち」をキーワードとし、多世代コミュニティの活性化と安心・安全な生活環境の実現を両立し、維持・発展させていく”タウンマネジメント”を重視した一体的なまちづくりを住民と共同で推進しています。

シニアマンション「サンカルナ」

当社グループでは、シニアマンション「サンカルナ」やサービス付き高齢者向け住宅「カルナス」を展開しており、お客さまの環境の変化や多様なニーズにこたえる住宅の提供を行っています。

沿線地域観光資源発掘による地域活性化

観光列車

地域を味わう旅列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO」や太宰府観光列車「旅人-たびと-」柳川観光列車「水都-すいと-」を運行しています。
西鉄天神大牟田線沿線地域が持つ観光資源や魅力を、観光列車を通じて発掘・発信していくことで、沿線地域の活性化・価値向上を目指しています。

古民家宿泊事業

太宰府天満宮周辺にて古民家宿泊事業を、太宰府市、地域の方々をはじめ、他事業者との連携により行っています。当社の沿線地域であり、福岡有数の観光地でもある太宰府市は国内外から多くのお客さまが訪れるものの、宿泊施設や飲食店等が不足していることから平均滞在時間が短く、日帰りの方が多いという課題がありました。
 

本事業では既存の古民家を改修し、宿泊・飲食施設として利活用するとともに、太宰府天満宮をはじめとする周辺施設等との連携により、新たな魅力を創出し、滞在時間の増加や太宰府ブランドの向上、更なる賑わいづくりを目指しています。