国内のみならず、アジア圏に進出を果たした西鉄の住宅事業。初の海外進出地であるベトナム・ホーチミンで、現地開発業者と福岡の プロジェクトチームをつなぐ石黒雅隆さんの仕事の現場を訪ねました。


日本で培った住まいづくりの
ノウハウがいよいよ海外へ

石黒 雅隆
西日本鉄道 住宅事業本部
営業企画部付 次長

「地域とともに歩み、ともに発展する」を海外でも実践

電車・バス沿線を中心に戸建住宅やニュータウン開発、分譲マンションなどを展開する西鉄の住宅事業本部。 近年は、熊本や鹿児島など九州主要都市のほか首都圏にも進出し、市場を拡大しています。 そして、2015年からは日本(福岡)で積み重ねた経験や実績を活かし、外国の方にも喜んでいただける住宅を提供したいという思いから、海外での事業にも本格的に取り組んでいます。 西鉄が海外初進出の地として選んだのはベトナムの最大都市・ホーチミン。 人口増加や経済成長が堅調に推移しているベトナムは国民の平均年齢も若く、特にホーチミンでは住宅需要が高まっていることなどを鑑みて決定しました。

【1】現在建設中の第2号プロジェクト「フジ レジデンス」における分譲マンションのモデルルーム。廊下を設けず居室を広くする間取りがベトナムでは好まれます
【2】第2号プロジェクトは戸建てとマンションの複合開発。戸建ては富裕層をターゲットとして、洗練されたデザインと統一感のある街並みを形成

ベトナムでのプロジェクトは、現地大手デベロッパー「ナムロン」社と日本の「阪急不動産」との共同事業となります。 現地で高い実績をもち、「これまで住宅をもっていない方に安価でいい住宅を」という西鉄の住宅事業と相通じる理念をもつことから、 ナムロン社が手がける分譲マンションプロジェクトに参画を決定。同じく海外市場への進出を計画していた「阪急不動産」にも賛同いただき、3社での共同事業が始まりました。

【3】3社共同事業で、ベトナムでは第3号プロジェクトまで進行しています

西鉄のプロジェクトチームを代表し、ホーチミンでの業務にあたるのは、長年、住宅事業の営業部門を担当する石黒雅隆さん。 「苦労したのは、現地のマーケットや商習慣の理解、法規制の確認、ナムロン社との協議などです。 いずれも初めてのことばかりで、試行錯誤の連続でした」と当初を振り返ります。現地で西鉄が主に提供しているのは販売やマンション管理についてのノウハウ。 ですが、日本では欠かせないものとなっているお客さまアンケートによる需要の把握など、日本での当たり前が受け入れられない部分もあります。 「私たちのやり方を押し付けるのではなく、“今、この国で何ができるのだろうか”ということを日々考えながら仕事をしています。 現状は売り手市場ですが、これから先、新たなニーズが生まれた時に、私たちが日本で積み重ねてきたことがきっと役立つだろうと思います」。

【4】石黒さんはナムロン社を週に3回ほど訪れ、担当者との打ち合わせなどを行っています
【5】毎週行われる会議の様子。福岡からもインターネットを介して、住宅事業本部の海外事業担当者が参加しています。福岡からも月に一度は担当者が現地へ赴きます

海外展開はベトナムに続き、インドネシアへの進出も決定しました。これからもASEAN諸国における不動産事業の情報収集やノウハウの蓄積を行い、 将来的には海外数カ国で、西鉄グループが掲げる「地域とともに歩み、ともに発展する」を実践していきたいと考えています。

第1号プロジェクトの分譲マンション「フローラ アンダオ」は2016年6月に竣工。500戸が完売しました

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