第16次中期経営計画

当社グループは、2022年11月に公表した長期ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン2035」 の実現に向けた第1ステップとして、第16次中期経営計画(2023年度~2025年度)を策定いたしました。
本中計では、テーマを「サステナブルな成長への挑戦~Challenge for sustainable growth~」とし、ポストコロナ社会においても、地域とともに、サステナブルに成長する企業グループであり続けるための本計画を着実に推し進めてまいります。

位置づけ

テーマ・基本方針

サステナブルな成長への挑戦
~Challenge for sustainable growth~

基本方針

新長期ビジョン「にしてつグループまち夢ビジョン2035」の実現に向けた基盤づくりとして、ポストコロナ社会における更なる構造改革と、企業価値を高める成長戦略を推進する

各事業領域における重点戦略毎の具体策

構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築

■事業の基盤となる人財の確保

  • 乗務員等の採用強化と定着率の向上

■持続可能な組織体制・事業運営体制の構築

  • バス営業所・整備場の拠点再編の検討

■収益改善及び運営コストの削減

  • バス営業所業務の再構築
  • 運賃改定の検討

持続可能で活力あるまちづくりの推進  
■お客さまの利用シーンにあわせた濃やかでシームレスな移動サービスの提供

  • 九州広域MaaSの構築
  • 他社と連携したデジタルチケットの販売

■国内外の観光・MICE需要の獲得・受入環境の整備

  • タッチ決済・QRコード決済の導入による決済手段の拡大
  • 新たな企画乗車券の造成(目的地連携型チケット等)
  • 福岡空港の需要増に対応した輸送力増強・新バスターミナルの活用

■多様なステークホルダーと連携した交通ネットワークの再構築
 (のるーとを含む他モードとの連携等)

VISAタッチ決済
拡大
VISAタッチ決済

成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出 
■更なる発展を遂げるエリアの需要獲得

  • 天神地区の再開発やアイランドシティの需要増への対応
    (集客施設や他モードとの連携、路線再編)

■新技術を活用したサービス・事業への挑戦

  • 自動運転バス実証実験への積極的な参画・推進
  • タクシー新配車システムの導入、配車アプリの導入拡大
  • 鉄道・バスのメタバースミュージアム 「にしてつバース」

■ノウハウ等を活用した新規収入源の獲得拡大・新たなスキームづくり

  • AI活用型オンデマンドバス「のるーと」の外販拡大
  • nimocaバスシステムの外販
にしてつバースのイメージ
拡大
にしてつバースのイメージ

サステナブル経営の強化    

■2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み

  • TCFDシナリオ分析に基づく施策の実施
    (レトロフィット電気バスの導入・水素バスの研究等)

安全あんしんの追求 
■安全性確保に向けた取り組み

  • 西鉄福岡(天神)駅のホームドアの整備
  • バス乗務員の改善基準告示見直しへの対応
  • 乗務員の健康に起因する事故防止対策
AI活用型オンデマンドバス<br/>「のるーと」
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AI活用型オンデマンドバス
「のるーと」

構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築
■構造改革の推進

  • ホテル事業の経営体制の変更(㈱西鉄ホテルズへの経営主体移管)[2023.4~]
  • グループ会社再編(西鉄ビルマネージメント㈱と西鉄電設工業㈱の統合による
    ビル管理と工事施工の集約)[2023.4~]

■収益性の改善

  • 賃貸事業におけるプロパティマネジメント事業の強化
  • 北九州市八幡東区・平野における複合開発の推進

持続可能で活力あるまちづくりの推進

■福ビル街区建替プロジェクトの完遂

  • 新福ビルの竣工に向けた建築工事の推進 [2024.12竣工予定] 
  • 「創造交差点」を実現するテナントの誘致
  • 天神の価値を高め続けるための運営計画の構築 

■天神等福岡都心部における地権者共働の開発プロジェクト等の推進

  • (仮称) 天神二丁目南ブロック駅前東西街区プロジェクト(都市計画推進協議会に参画)
  • (仮称) 天神一丁目15・16番街区プロジェクト(再開発準備組合に参画)
  • 福岡都心部における保有物件の再開発の検討

■沿線開発、地域拠点を中心としたまちづくり

  • 連立高架事業による周辺開発・店舗開発 (桜並木駅、春日原駅、白木原駅、高架下)
  • 太宰府、柳川における観光まちづくりの推進(観光交流拠点の創出)
  • かしいかえん跡地の開発計画策定

■国内外の観光・MICE需要の獲得

  • 天神への持続的な集客(商業施設・エリアマネジメント等との連携)
  • 地域と連携した交流創出
    (沿線への誘客、地域資源を活用したコンテンツの造成・商品企画等)

成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出

■国内の事業エリア・業容の拡大

  • 首都圏・関西圏等での分譲マンション等開発事業の拡大
  • 賃貸用物流不動産事業の拡大
  • グループ会社一体となった不動産ソリューション事業への参画
  • 国内新規ホテル出店計画の着実な推進
    (西鉄ホテルクルーム博多祇園 櫛田神社前[2023.4] 等)

■海外でのまちづくりに向けた事業の拡充

  • パートナー連携による既進出国での着実な事業推進(東南アジア・アメリカ)
  • 東南アジアでの戸建プロジェクトへの取り組み深化
  • 海外新規ホテル出店計画の着実な推進
    (ソラリア西鉄ホテル台北西門(仮称)[2023夏]、バンコク2号店 [2024夏])

■天神のまちづくりへの持続的関与、まちづくりの加速化への貢献

  • 不動産事業の流動化スキームの活用
  • 安定した開発利益やプロパティマネジメント・ビルマネジメント受託機会の創出
「(仮称)新福岡ビル」外観イメージ
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「(仮称)新福岡ビル」外観イメージ
春日原駅店舗イメージ
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春日原駅店舗イメージ
西鉄ホテル クルーム 博多祇園 櫛田神社前
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西鉄ホテル クルーム 博多祇園 櫛田神社前

サステナブル経営の強化
■2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み

  • TCFDシナリオ分析に基づくロードマップ策定
  • 既存設備更新における省エネ設備への更新、新規開発物件の再生可能エネルギーの採用検討
  • 環境に配慮した開発の推進(住宅:ZEHの導入等)

構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築

■収益性の向上・改善

  • ストア事業のAI需要予測型発注支援システムの導入等による食品ロスの低減
  • ストア事業の物流の効率化による配送コスト低減
  • 雑貨館インキューブ天神店のリニューアル

持続可能で活力あるまちづくりの推進
■ストア事業の西鉄沿線などへの新規出店(春日原新店など)

成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出
■ストア事業のM&Aによる事業拡大
■フード事業(中食・外食)の強化

サステナブル経営の強化
■2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み

  • TCFDシナリオ分析に基づくロードマップ策定

構造改革の継続と事業基盤の整備・再構築

■国際物流事業グループにおける全体最適目線での管理・統括組織の設置検討
■DXの推進による営業強化・業務効率化(マーケティングや運営のデジタル化推進)

成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出

■フォワーディング事業の拡大(スケールメリットの獲得)

  • 物量の拡大を目指した機動的な対応
  • 原価低減を目指したプロキュアメント戦略の強化
  • 専門性の高い危険品、食料品、医薬品・医療機器の分野を強化

■九州での事業強化

  • 福岡ロジスティクスセンターを活用した九州内の輸送サービスの充実
  • 半導体産業集積が進む熊本地区での事業拡大

■ロジスティクスセンターの拡大

  • 関東におけるロジスティクス強化に向けた新拠点 「関東ロジスティクスセンター」の設立

■海外ネットワークの拡充(2025年度末目標:世界35カ国・地域135都市)
■M&A、アライアンスの検討

サステナブル経営の強化
■2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組み

  • TCFDシナリオ分析に基づくロードマップ策定
  • グリーンロジスティクスへの取り組み(コンテナラウンドユース、モーダルシフトの推進)
  • スコープ3レベルのCO2排出量の把握、削減の取り組み

成長事業の拡充と新たな稼ぐ力の創出
■エネルギー領域における事業拡大

  • 再生可能エネルギー電源開発事業の拡大(沿線自治体との連携 含む)

■新たな事業・サービスの創出

  • 農産品目の拡大、農水産領域における事業拡大
  • M&A・アライアンスによる事業創出 
  • デジタルプラットフォーム活用による事業創出

■事業拡大を見据えた多様な人財の確保

  • 賃金を含めた労働諸条件の見直し
  • 多様な価値観、ライフステージに寄り添った施策の拡充
  • ジョブ型制度の導入等による高度専門人財の獲得・育成

■サステナブルな成長を支える人財力強化(人的資本経営)

  • 自己啓発支援とタレントマネジメントの導入等
  • グローバル人財の確保・育成
  • まち夢ビジョン2035の浸透・実現に向けたコミュニケーションの活性化
    (若手社員による横断組織「未来Lab」を発足)

■社員エンゲージメントを高める各事業特性に応じた組織体制構築


■ポートフォリオマネジメント(サステナビリティ×資本効率での最適バランス)の取り組み
■海外事業におけるガバナンス強化
■投資家・株主への開示の充実
■株主への安定した利益還元

経営数値目標(連結)

投資計画(連結)

(設備投資内訳 3カ年[2023~2025] 総額 1,723億円)