西鉄グループ人権方針

西鉄グループは、社内外のすべての人々の人権を尊重します。また、あらゆる差別、あらゆる人権侵害につながる事業活動は一切行いません。

人権研修の実施

人権・同和問題に関する研修の担い手を育成するために「人権教育推進リーダー研修」を実施しています。加えて、本研修を受講したリーダーによる研修を毎年各職場で展開し意識高揚を図っています。

2022年度はリーダー826名が全従業員約20,000名に対して、同和問題のほかハラスメント・障がい者・LGBTQ+などの人権課題について全職場研修を行いました。

全職場研修のほか、毎年行っている人権研修は、経営幹部研修・新入社員研修・階層別研修があり、人権かわら版(かべ新聞)などの啓発活動と合わせて人権意識の醸成に努めています。

また当社は、1978年、福岡市内の企業8社が発起人となり設立された、「福岡市企業同和問題推進協議会」の中心的企業として、各種研修の運営など地域企業と一体となり、地域社会の人権・同和問題解決に向けた活動を推進してきました。

セクハラやパワハラといった職場における人権問題についても定期的な研修を実施して、働きやすい職場環境づくりを推進しています。

人権研修参加者数

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

22,640名

20,899名

19,816名

19,799名

20,548名

推進体制

これまでの取り組みを強化するため、2010年7月に「西鉄グループ人権・同和問題推進委員会」を発足し、これをESG推進会議の諮問機関と位置づけ、社員研修体制の再構築を行いました。人権・同和問題についての正しい理解と企業が果たすべき社会的責任に対する理解を深めるとともに、社員への教育、啓発を推進しています。

LGBTQ+への取り組み

当社は、2023年11月LGBTQ+を含むセクシュアル・マイノリティーへの取り組みが評価され、任意団体「work with Pride」が策定しているPRIDE指標において「シルバー」の認定を受けています。