西鉄グループ健康宣言

西鉄グループは、企業理念を実践するためには、従業員の健康が最も重要であるとの考えのもと、2022年9月に『西鉄グループ健康宣言』を制定しました。

『西鉄グループ健康宣言』

 

西鉄グループが、事業の根幹である「安全・安心」を積み重ね、地域とともに持続的に成長・発展するためには、
多様な能力と個性を持つ従業員が心身ともに健康ではつらつと働くことが何より大切です。

西鉄グループは、すべての従業員が自らの健康に高い関心を持って健康保持・増進に取り組むことを支援
するとともに、従業員が働きやすい・働きがいのある職場づくりに努めることをここに宣言します。

 

2022年9月

西鉄グループ健康宣言に基づき、西鉄の推進体制、具体的な取り組み、健康経営に関する指標(KPI)を定め、健康経営®を推進して参ります。

推進体制

健康経営を推進するにあたって、最高責任者を社長執行役員、推進責任者を人事担当執行役員として取り組んでまいります。

具体的な方針等については、経営層で構成される常務会で審議・決定し、推進責任者のもと事務局が適宜進捗状況の確認や報告を行います。

また外部機関との連携をはかり、実効性のある体制といたします。

 

具体的な取り組み

  1. 健康診断後の再検査受診率の向上
    健康診断により再検査が必要と判断された場合、原因の特定と適切な治療を要します。
    再検査を徹底することにより、疾病の早期発見及び治療に繋げ、従業員の健康を守ってまいります。
     
  2. 禁煙への動機づけ
    喫煙は脳疾患や循環器疾患等の健康リスクを高めます。お客さまに安心・安全なサービスを提供できるよう喫煙率の低下に取り組み、健康リスクの低減を図ります。
     
  3. ストレス関連疾病の発生予防・早期発見と治療
    一旦ストレス関連疾病により休業すると復帰するまでに長期化する傾向があり、従業員の社会生活及び生活の質に多大な影響を与えることから、メンタル不調者の早期発見、治療に努めます。
     
  4. 運動機会の増進、飲酒習慣及び食生活の改善
    生活習慣を見直し、生活習慣病の発症や重症化を予防するためには、運動や飲酒習慣及び食生活がカギとなるため、それらの改善に取り組みます。
     
  5. 感染症対策
    職場に感染症がまん延すると多くの従業員の健康が損なわれるとともに、お客さまに多大なご迷惑をおかけするリスクが生じます。鉄道・バス事業を行う企業としての社会的責任等を勘案し、感染症対策に取り組みます。

健康経営に関する指標(KPI)

2020年度実績値

2021年度実績値

2022年度実績

2025年度目標値

健康診断後の再検査受診率

50%

48%

48%

74%

喫煙率

34%

33%

32%

30%

ストレスチェック受検率

96%

88%

97%

96%

社外からの評価

「健康経営優良法人」の認定

当社は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」取組優良であると認められ、20233月に初めて、「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)の認定(※)を受けました。今後とも、従業員が心身ともに健康で、はつらつと働くことが出来るように、働きやすい・働きがいのある職場づくりに努めてまいります

(※)健康経営優良法人認定制度とは

健康経営優良法人認定制度とは、経済産業省および日本健康会議が共同で実施する顕彰制度で、地域の健康課題即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業小企業等の法人を顕彰するものです。

 

「健康経営®」は、特定非営利活動法人 健康経営研究会の登録商標です。