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| 全くの異文化!食・街から探る、名古屋ってどんな街? | |||||||||||
見どころいっぱい世紀末の名古屋。高速バスが停まるJR名古屋駅からして、今一等の名所なのである。NYの高層ビルよろしく威風堂々(いふうどうどう)、天にそびえるJRセントラルタワーズ。着工から5年、いよいよ今年の12月末には、360度市内が見渡せる展望台・パノラマハウスがオープンを予定。その後続々とショッピングモール、ジェイアール名古屋高島屋(東急ハンズも中に入店するとのこと)や、名古屋マリオットシティホテルなどが開業していくそうだ。最近大型ショッピングモールができた名古屋港へのアクセスも、ここからだととても便利だ。さて街歩きだが、名古屋はとにかく道路が広い。そして先の駅ビルもそうだが、デパート&ファッションビルの街。路面店は中心街には見当たらない。一番の繁華街・栄では、3年前「ロフト」の出現により若者の中心は、そのロフトが入るナディアパーク南に位置する矢場公園。福岡でいうところの天神・大名的存在の若者が集うオアシスである。 次は名古屋の食文化の話をしよう。代表的な名物といえばこれが結構たくさんある。まず「味噌カツ」。「味処叶」のご主人曰く、歴史的風土のある名古屋は、意外にも新しいものをなかなか受け入れない「排他(はいた)的」一面をもった土地でもあるという。今では名古屋名物の代表格である味噌カツ丼も戦後すぐにご主人が始めたときは、全く人気がなかったそうだ。そうそう、「味噌煮込み、きしめんで」というオーダーの仕方を見かけたが、これは2大名物を一度に食べられる嬉しい方法として覚えていて損はない。そして、「名古屋的」を具現して余りあるのが「ひつまぶし」だろう。一度で3倍旨い…という見栄っ張りのくせにケチなのか、単なる合理性の結果生まれたのか。この発祥には諸説があるが、「大友」ではその昔、戦時中の物資が乏しい時にも安く鰻(うなぎ)を食べたいという客のために切れ端をご飯にまぶして出したのが始まりだと教わった。
喫茶文化も興味深い。コーヒーに90%(無料で)ついてくるピーナッツ。そう、喫茶の良し悪しにはその雰囲気の良さや、味の良さ以外に、「おまけ」という重要な要素が加わってくるというのだ。ピーナッツならまだうなづける。これがうどんやいなり寿司、そして菓子パン…など手を変え品を変えして切磋琢磨されている。「あそこはカップケーキと最後にこぶ茶も出るし、やったら、また行こう…」となるわけである。恐るべし名古屋!な喫茶話である。また、茶碗蒸しが付くモーニング(!!)や、上に紹介した小倉あんメニューも実にユニーク。そのココロは一重に「お得さ」。だとすれば、これほどわかりやすいホスピタリティに満ちた文化を持つ街もない。名古屋の食文化には、目に見えて理解しやすいサービス精神(名古屋の花嫁さんは、市中を箪笥(たんす)を積んだトラックで走り回る…という「見栄っぱり名古屋説」にも通じる…)と、「もっと美味しく、もっとたくさん食べたい」というハッキリした欲求が自由な発想によるメニューを生みだしている。これは「西」とも「東」とも言い難い、独自の感性として、シャチホコのように輝く名古屋ならではの個性なのだ。
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