今回は当社の企業理念制定とVIシステム導入についてご紹介します。
戦時中の統制経済下で鉄軌道5社、バス48事業者統合により誕生した西鉄は、求心力の維持と業務執行の姿勢を示した社是「明朗親和」を、1942(昭和17)年に制定。同時に発表した社歌の中では、「西日本の交通整備は吾等の任務」「科学を尊び道義を重んじ、寸時もたゆまず努力をつづけ」と、現代でも通用する行動理念を表しました。また社章では、「株主の投資」「従業員の努力」「乗客の愛顧」を表し、企業活動を支える重要な存在を示しました。
以来約半世紀を経て、西鉄は交通とその関連事業だけでなく、不動産やレジャー、流通やサービスなど、幅広い分野で事業を展開するようになります。このような情勢下で、「良い会社」の具体像を追求するPOT(Project for Our Tomorrow)が活動を開始します。そして全社員の意識調査によって、第一線から経営トップにまで共有され、意思決定や問題解決、行動の指針となる新たな企業理念の確立が急務との結論が得られました。
1993(平成5)年9月の創立記念日に「にしてつグループの企業理念」が発表されます。お客さまが満足する価値の提供と、地域社会との協働による企業発展を謳った「基本理念」と、「経営理念」「行動理念」からなる企業理念は、西鉄企業集団のあるべき姿と進むべき方向を明文化しました。
企業理念の制定とともに、企業姿勢を目に見える形や色で統一的に伝えるVIシステムの採用にも踏み切ります。新しいコーポレートシンボル(社標)は、未来に前進し新しい事業を生み出す力強さ、新たな価値を生み出していく企業姿勢を表現したものです。
次回は「天神ソラリア計画」についてご紹介します。
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| 1942年の5社合併に際して従業員から募集したもので、西日本鉄道の「西」を図案化し、車輪をかたどったシンプルなデザイン。3本のスポークで株主、従業員、乗客を示し、この三つが結びつくことで躍進する西鉄の将来を表した。(写真は旧社旗) |
1996年8月に制定され、躍動(dynamic)と交流(mix)を表す合成語「ダイナミックス」をコンセプトとしている。同時にコーポレートカラーも制定され、「にしてつブルー」は限りない可能性と信頼、「にしてつイエロー」は若々しさと輝き、「にしてつレッド」は情熱と活動力を表している。 |
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