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第1回 明治41(1908)年12月17日
九州電気軌道の設立 |
来る2008年、西鉄は創立100周年を迎えます。今回から始まるこのコーナーでは、福岡の近代史とともに歩んだ西鉄100年の歴史を、懐かしい写真やさまざまな資料をもとにご紹介したいと思います。
西鉄の誕生は1942年9月22日。今から64年ほど昔の話となりますが、そのルーツをたどると、北九州地区を基盤としていた「九州電気軌道」という会社に遡ることになります。
九州電気軌道は、関西資本と地元資本が結ばれて1908年12月17日に設立した会社で、門司〜小倉〜八幡〜黒崎を結ぶ約25キロの電気軌道(後の西鉄北九州線)を1911年に開業。当時は九州初の66人乗りボギー車を運行し、門司〜黒崎の運賃は24銭(現在の250円程度)だったそうです。その後、戸畑、折尾へと線路を延ばし、昭和初期には電車と電力事業で九州を代表する企業のひとつに成長しました。そして1942年、九州電気軌道は、福岡地区で同じように鉄道や軌道事業を展開していた「九州鉄道」、「博多湾鉄道汽船」、「福博電車」、「筑前参宮鉄道」の4つの会社と合併し、社名を「西日本鉄道」に変更したのです。
つまり、西鉄はこの合併5社の中心的存在であった「九州電気軌道」の延長上にあることから、その設立から起算して2008年が西鉄の創立100周年となるわけです。
ちなみに、西鉄の誕生にあたっては、上記5社以外にも複数の会社が合併されています。その中には、現在の西鉄太宰府線の基礎となる「太宰府馬車鉄道(後の太宰府軌道)」という会社があります。1902年に開業した太宰府馬車鉄道の区間は太宰府〜二日市で、当初は馬が客車を牽いていました。実は、これが西鉄の最古の営業路線となるのです。
次回では、西鉄の前身となった合併5社のあらましを紹介します。 |
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開通記念の九州電気軌道・花電車(明治44年6月)
●写真協力/奈良崎博保氏 |
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太宰府馬車鉄道(明治末期)
●写真協力/(株)郷土出版社『目で見る筑紫・太宰府の100年』太宰府天満宮所蔵 |
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