![]() |
![]() |
||||||||||||||
| 金赤、黄、藍、紅、緑、紫、ルリ、そして島津紫が昨年8月に加わり、現在8色。自然の中にある美しいパターンと
“ぼかし”の技術が薩摩切子の魅力だ(写真上)。吹き場工房での成形から、カット場での完成まで、11もの工程をたどる。繊細なガラス工芸品ゆえ、どの工程にも確実な仕事が要求される。 ●鹿児島県観光のお問い合わせ 「観光かごしま大キャンペーン推進協議会」099-223-5771まで |
|||||||||||||||
| 文/鹿田 吏子 Text:Satoko shikade 撮影/笠井 鉄正 Photo:Tetsumasa Kasai 絵/浜竹睦子 Illustration:Mutsuko Hamatake |
|||||||||||||||
| ------------------------------------------------------------------------------------ | |||||||||||||||
桜の開花も待ち遠しい3月。日本らしさを改めて想うこの季節に、歴史と郷土料理を求め、鹿児島を訪れた。 幕末から明治にかけての激動期、日本列島の南端にありながら、全国に名を知らしめた薩摩藩。その立役者である西郷隆盛や大久保利通ほか、数多くの有志たちは、ほとんどが同じ町内で生まれ育った。それが鹿児島中央駅から徒歩5分、「維新ふるさと館」のある加冶屋町周辺。薩摩では、古くより「徳育・知育・体育」を柱にした独自の子弟教育が行なわれ、藩政時代には、武士の教育システム「郷中教育」の充実により、このような偉人が生まれた。今年3月で12年を迎える維新ふるさと館のリニューアルでも、この教育方針に注目。より深みのある歴史散策が楽しめるだろう。 またリニューアルと言えば、薩摩藩主島津家の別邸・仙巌園に隣接する「尚古集成館」。そもそも史料や文書、工芸品など、島津家に伝わる約1万点を所蔵する博物館だが、ここも昨年10月にリニューアル。日本初の洋式軍艦の建造や反射炉の造成、薩摩切子などの産業を育成した28代・島津斉彬の偉業や近代日本の歩みに焦点を当てている。いち早く海外を見据え突き進んだ先見の明に驚きながら、その頑固で柔軟な姿勢を垣間見ることができるはずだ。現状に甘んずることなく、常に新しさを追求する薩摩気質。鹿児島の町には、そんなエネルギーが満ち溢れている。 さて、辺りはすっかりいい時間。夕陽に照らされ、ピンクに染まる桜島の姿も格別。日が暮れるとあちらこちらからイルミネーションが点灯し、昼とはまた違った表情を見せてくれる鹿児島の夜であった。 |
|||||||||||||||
|
------------------------------------------------------------------------------------
|
|||||||||||||||
|
|||||||||||||||
|
![]() ↑↑↑↑↑ クリックすると拡大して 見ることができます |
||||||||||||||