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にしてつニュース 旅のとびら
取材・文/有川由恵  写真/藤野拓人
    
今にも弾けそうに蕾膨らむ飛梅。太宰府天満宮に春を告げる楽しみ色々。

べっぷ駅市場
↑寛和2(986)年、道真公の曾孫にあたる大宰府弐・菅原輔正(すけまさ)が始めたと伝わる「鬼すべ」。
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  新春の太宰府。太宰府駅前から続く賑やかな石畳の参道を上 り、新春の初詣に賑わう太宰府天満宮へ足を踏み出す。「春はまだか」と待ちわびる気持ちに応えるように、蕾を膨らます梅をひと目見に。

 太宰府と梅の縁は深い。菅原道真公を慕い、京の都から一夜にして飛来したという伝説の「飛梅」。本殿に向かって右側に御神木として鎮座するこの梅が、どの梅よりも早く、新春最初に香り高い花をつけ、私たちを楽しませてくれる。

 太宰府天満宮に咲く梅は、200種・約6000本を数える。そのほとんどは、全国から寄贈される『献梅』と呼ばれる梅で「結婚記念や、米寿、喜寿など、慶びの節目に献梅をされる方が多いです」と神苑の管理を担当する古賀さん。

 神苑の梅は、品種により開花時期が異なるため、冬から春という長い期間、愛でることができるという。1月は、まず早咲きの代表格であり、先の飛梅という名でもよく知られている「色玉垣」が乳白色の花を咲かす。続いて2月になると、東神苑を中心に中咲きの「鹿児島紅」などの紅梅が徐々に花時へ。華やかな紅色の花弁が寒空によく映える。寒暖差が激しいほど、梅は美しく花を咲かせるのだそう。三寒四温を心待ちに出かけてみるのも楽しい。そして取りを飾るのは、3月初旬から桜の季節を目前に咲き始める、遅咲きの「紋隠」。花弁が小さいもの、大きなもの。平らなもの、丸々として立体的なもの。梅園の散策は、なんども足を運んで、春の移り変わりを楽しみたい。

べっぷクリスマスHANABIファンタジア
↑幸運を運ぶ鳥・鷽(うそ)を模した木筒の中に、おみくじを仕込んだ「うそみくじ」(300円)
 さて、新年を迎えた太宰府でぜひ見ておきたいのが、まず1月7日の夜に行なわれる日本三大火祭の一つ「鬼すべ」だ。大松明を担ぐ男衆が「鬼じゃ!鬼じゃ!」と参道から鬼すべ堂まで駆け上がる。そして堂前で繰り広げられる燻手と鬼警固の大攻防戦は迫力満点。また、九州国立博物館で開催中の「没後120年 ゴッホ展」も、今春最注目の特別展として見逃せない。梅に祭りに展覧会にと、初春から楽しみが目白押しの太宰府は、今まさに明るい春の兆しを感じる絶好の季節だ。





太宰府天満宮 【太宰府天満宮】

梅のシーズンを間近にひかえた太宰府天満宮。神苑管理担当の古賀さんらが大事に育てた6,000本の梅が、1月下旬から3月まで可憐な花を順番に咲かせる。また境内で収穫した梅干しもこの時期、縁起物として数量限定で売られている。

[所] 太宰府市宰府4-7-1
[電] 092-922-8225
[営] 6:30〜19:00※12月31日〜1月3日は終日開門
[交] 西鉄太宰府線「太宰府」駅より徒歩5分

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天開稲荷社のきつね絵馬 【天開稲荷社のきつね絵馬】

天満宮の北東に建つ九州で最も歴史ある稲荷社で見つけた、狐の顔の形をした白地の絵馬。皆、思い思いの顔を描いて境内に吊るされている。

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だざいふ遊園地 【だざいふ遊園地】

小さな幼児でも遊べる子ども向けアトラクションが豊富な遊園地。観覧車からは、太宰府の深い緑を一望できる。

[所] 太宰府市宰府4-7-8
[電] 092-922-3551
[営] 10:00〜16:00(土・日祝日〜17:00)
[休] 水曜(1月1日〜1月7日は無休)
[料] 大人500円、3歳以上400円
[交] 西鉄太宰府線「太宰府」駅より徒歩8分

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傘の家の合格弁当 【傘の家の合格弁当】

末広がりで縁起がいいとされる、ひょうたん型のお弁当箱に、赤飯と10品のおかずが詰まった「合格弁当(1,050円)」。

[所] 太宰府市宰府3-2-41
[電] 092-922-3587
[営] 9:00〜17:00

[休] 不定
[交] 西鉄太宰府線「太宰府」駅より徒歩4分

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