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にしてつニュース 旅のとびら
取材・文/寺脇あゆ子 撮影/中西ゆき乃
    
キリッと冷たい空気が似合う城下町。冬の味覚大満喫の大分県南エリアをめぐる旅。
 東九州自動車道が佐伯ICまで開通し、福岡からの距離もグンと近くなった大分県南エリア。昨年12月から運行開始となった福岡〜佐伯を結ぶ高速バス「日豊海岸くろしお」号に乗り、臼杵、津久見、そして九州最東端の町・佐伯へと向かった。
 
  佐伯といえば海の幸。黒潮と瀬戸内海からの潮流がぶつかり合う豊後水道の魚は、荒波にもまれ、身が引き締まっているのが特徴だ。また、水揚げされる魚の種類も豊富で、その数は400種類とも言われている。市内には新鮮な食材を生かした寿司店も多く、「地元の旬のネタにこだわった寿司を」との思いで集まった11店舗の職人たちが「佐伯寿司海道」と銘打ったキャンペーンも展開(〜1月31日)している。

大分百景「豊後二見ヶ浦」の日の出 ↑大分百景「豊後二見ヶ浦」の日の出
   また、隣市の津久見市保戸島には、遠洋漁業の基地があり、明治30年頃からマグロ漁を行なっている。漁獲地ならではのマグロ料理を楽しませてくれる店も多く、佐伯、津久見、そしてふぐで有名な臼杵の3市では、各地のご当地丼を味わってもらおうと「日豊海岸ぶんご丼街道2009」と銘打ったキャンペーン(〜2月28日)で盛り上がっている。

 大分県南エリアのもう一つの見どころといえば、歴史情緒あふれる臼杵の町並みだ。大林宣彦監督の映画「なごり雪」や「22歳の別れ」の舞台になった城下町としても知られている。古くから続く造り酒屋や商店が軒を連ね、漆喰の壁と瓦屋根の武家屋敷、古い蔵やモダンな洋館など、そこかしこに往年の佇まいを感じさせる。この界隈には、築100年を超える建物を利用した食事処やカフェなども点在。江戸時代から現代へ至るまでの長い歴史を感じながら、のんびり散策するのも一興だ。

 冬の空気を肌で感じながら、歴史情緒と海の幸を満喫する豊後路の旅。佐伯の寿司、津久見のマグロ、臼杵のふぐ…どれもこれも味わいたい、そんな贅沢な欲望を一気に満たしてくれる、冬の味覚大満喫の旅となった。  

佐伯城址 【 佐伯城址 】

毛利高政によって築城された佐伯城。現在は「黒門」と呼ばれる三の丸櫓門と石垣が残っている。

[所] 佐伯市城山77
[電] 0972-23-1101(佐伯市観光協会)
[交] 高速バス「大手前」バス停下車、徒歩4分

MAP ( A )
二王座(におうざ)歴史の道 【 二王座(におうざ)歴史の道 】

石畳の坂道沿いに、古くからの寺や武家屋敷跡、古い蔵などが立ち並ぶ。

[所] 臼杵市二王座
[電] 0972-64-7130(臼杵市観光情報協会)
[交] 高速バス「臼杵(辻)」バス停下車、徒歩4分

MAP ( B )
臼杵の黄飯(おうはん)/小手川商店 【 臼杵の黄飯(おうはん)/小手川商店 】

クチナシで鮮やかな黄色に炊き上げた郷土料理が付く「みそ汁御膳」は700円〜1,500円。

[所] 臼杵市浜町1組
[電] 0972-62-3333
[営] 8:30〜17:00(食事10:00〜15:00 要予約)
[休] なし
[交] 高速バス「臼杵(辻)」バス停下車、徒歩5分

MAP (C )
津久見のひゅうが丼/cafe 鍋 もくれん 【 津久見のひゅうが丼/cafe 鍋 もくれん 】

新鮮なマグロをごまダレで甘辛く和え、
ご飯にのせた津久見・保戸島の漁師料理。「ひゅうが丼セット」700円。

[所] 津久見市高洲町21-6
[電] 0972-82-1105
[営] 11:00〜14:00/17:00〜OS21:30
[休] 月曜
[交] 高速バス「津久見港」バス停下車、徒歩5分

MAP ( D )
佐伯のごまだしうどん/さいき海の市場○

【 佐伯のごまだしうどん/さいき海の市場○ 】

エソなどの魚をすりつぶし、ごまや醤油と混ぜ合わせた「ごまだし」で味わう佐伯名物。「ごまだしうどん」400円。

[所] 佐伯市葛港3-21
[電] 0972-22-0007
[営] 9:30〜18:00

[休] なし
[交] 高速バス「佐伯駅」バス停下車。徒歩6分

MAP ( E )


小手川酒造

【 小手川酒造 】

安政2(1855)年創業。築150年の建物は国の有形文化財に登録。蔵の中には、年代別に並ぶ大きな甕(かめ)に麦焼酎が眠っている。

[所] 臼杵市臼杵538
[電] 0972-62-3335
[営] 8:30〜
17:00
[休] なし
[交] 高速バス「臼杵(辻)」バス停下車、徒歩5分

MAP ( F )


    
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