コンプライアンス

「にしてつグループの企業理念」を実践するうえで、私たち従業員一人ひとりがとるべき行動の原則を15項目で示した「にしてつグループコンプライアンス方針」を制定しています。

その方針を実践するうえでの基本方針や判断・行動の基準を具体的に表したものとして「にしてつグループコンプライアンスマニュアル」を作成し、当社グループの全従業員に配布しています。

当社グループでは、全従業員を対象としたアンケート調査「コンプライアンスセルフチェック」を2004年から継続的に実施しています。2021年10月に実施した「第11回コンプライアンスセルフチェック」では、17,166名の回答（全従業員の78%）がありました。

アンケートの回答は事業部門、グループ会社ごとに集約して分析し、ESG推進会議で結果報告をいたします。その後、グループ各社のコンプライアンス推進責任者、推進幹事が中心となって各職場でこの結果を報告するとともに、浮かび上がった問題点や課題についてはそれぞれの職場で具体的な改善策を策定、実施いたします。

社内の階層別研修やグループ会社が実施する研修等にあわせてコンプライアンス研修を行っています。また、社内イントラネット、コンプライアンス通信（かべ新聞）などによる定期的な情報発信を通じて、グループ従業員の意識啓発にも努めています。

このほか、グループ会社訪問の際に、各社のコンプライアンス意識の浸透や研修状況等に関する情報収集を行い、継続的なサポートを行っています。

コンプライアンスに反する行為を内部通報する制度として、当社グループのすべての役員、従業員、取引先他が利用できる西鉄グループホットラインを設置しています。社内ホットラインを西鉄総務部コンプライアンス・人権推進課内に、社外ホットラインを外部の相談窓口サービスの会社に設けており、窓口の運営にあたっては、通報への対応や利用者の保護が確実に行われるよう規程を定めています。

〈受付内容〉 　

• コンプライアンス通報全般 　
• ハラスメント相談全般 　
• 障がいに対する不当な差別的対応など
   

〈窓口を利用できる方〉 　

• 西鉄グループの全ての役員・従業員（派遣社員、パート、アルバイトを含む） 　
• 取引先およびその従業員 　
• 上記の退職者および家族